プレイボーイ男子の溺愛方法〜早く俺を好きになってよ〜
「「……」」


2日間、避けてしまったこともあり
私からは何も話せなかった。


翔くんも何も話さない。


お互い無言。


夕焼け空の下、沈黙しながら歩く私たち


だけど心地いいなって思ったのは
繋がれた手のせいだ。


「ひなちゃん」


「えっ、何?」


急に話しかけられてビックリしながら、翔くんを見上げる。


「この後時間ある?」


まさか……


まさかーーーー。


最悪な事態を想像してしまった。


別れ話……
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