プレイボーイ男子の溺愛方法〜早く俺を好きになってよ〜
もう暗くなっているせいか、観覧車はネオン色に輝いていてとても綺麗だ



「こんな公園あったんだ。」


「大也が教えてくれた。」


「ふふっ、さすが大也くんだね。」



今日、初めて笑えた気がする。


「行こう。ひなちゃん。」


「あっ…」


翔くんに手を引っ張られて、反射的に私は走らされる。


この手が好き。


だから……
別れたくないな。
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