プレイボーイ男子の溺愛方法〜早く俺を好きになってよ〜
「ほんっと、ひなちゃんはネガティブだね。なんでそう思うの?」


「だって……時間あるって言ってたから」


「バカだな。しねーよ、別れ話なんて。」


翔くんの温かい手がわたしの頭に乗っかる。


「今日、ひなちゃんに話があるって言ったのはこの観覧車に乗せるため。」


ええっ⁉︎



観覧車に乗せるだけだったの⁉︎


「ひなちゃん、昨日と今日、元気なかっただろ?だから今日誘ったんだよ。少しは元気出ると思って。」


翔くんーーー。



全部、わたしのためだったんだね。
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