プレイボーイ男子の溺愛方法〜早く俺を好きになってよ〜
「ちょっ……翔!どこ行くんだよ⁉︎」


戻るなり、帰る支度をする俺を見て
慌てた感じで声をかけてきた大也。


「帰る。」


「は?翔⁉︎」



人にぶつかりながらも、教室を出て行った


もちろん行く先はひなちゃんの元である


熱高くて泣いてるのかも。


熱も心配だったけど、彼女が俺を見て
拒絶しないか心配だった。


さっきのメッセージの内容を思い出す



【翔くん、ごめんなさい。わたしと
別れてください。】



短い文章でいつも可愛い顔文字を
使ってるのにそれすらなかった。



ひなちゃんは俺と別れたがっている
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