プレイボーイ男子の溺愛方法〜早く俺を好きになってよ〜
「ちょっと、どういうこと⁉︎だってあんた達ラブラブだったじゃない!」


朝まで私も幸せだった……

だけど、見ちゃったの。


翔くんが私以外の女の子を抱き締めているのを。


甘い声で違う子の名前を呼んでいた


私は泣きながら海里ちゃんに話した


「信じられない。だって、あんなにひな子のこと溺愛してたのに。」


信じられない?


そんなことないよ。


「私みたいな女の子と付き合ってて、翔くんも退屈だったんだよ……」


「それにしても許せないわっ!」


ーーーバンッ!


海里ちゃんがテーブルに思いっきり片手を突いた。


その音は店中に響き渡った。
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