プレイボーイ男子の溺愛方法〜早く俺を好きになってよ〜
「千尋くん、蜜蜂コースター乗ろう!」


「はっ?あれ、絶叫マシンだぜ?」

知ってる。


翔くんに騙されたから。


蜜蜂の形をした可愛い乗り物。


だけどそんなの見かけ倒しで本当はすっごいスピード感がある絶叫マシンなんだ。


「あはは〜、すごかったねぇ〜。」


「大丈夫かよ。めっちゃふらふらしてるけど。」



乗り終わった後、ふらふらする足取りで千尋くんと話すわたし。



あれ、絶叫マシン苦手なくせに
なんでわたし乗ったんだろう?
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