プレイボーイ男子の溺愛方法〜早く俺を好きになってよ〜
「次、何がいい?」


「あれ。」

わたしが指差した先ーーー


「はっ⁉︎お化け屋敷⁉︎お前、熱でもあるんじゃねーのか。」



ほんとにわたし、変だ。


さっきから苦手な物ばかり選んでいる


お化け屋敷だって絶対、キャーキャー騒ぐことは目に見えている。


「きゃーっ!」


「……」


お化け屋敷の中、横で悲鳴をあげるわたしとは対象的に動じない千尋くん


かっこいいなぁ。


あの時、翔くんにべったりくっついちゃってたなぁ。

はっ。


また翔くんのこと考えてるし。


わたし……


やっぱり変だね、千尋くん。
< 322 / 386 >

この作品をシェア

pagetop