プレイボーイ男子の溺愛方法〜早く俺を好きになってよ〜
「やべ。可愛すぎ。」


もちろん、パレードに夢中だった
私はそんな千尋くんの顔にはきづかなかった。


「あー!パレード綺麗だったね!」


「ああ。」


「?」


パレードが終わった後、観覧車に乗って感想を千尋くんに言っているんだけど……


何だか様子が変。


千尋くん、黙っちゃってる。


「千尋くん、どうしたの?」


「いや……矢吹がずりぃと思ってさ」


「翔くんが?どうして?」


「こんな可愛い彼女と一緒にいて。」


「⁉︎」


千尋くんに可愛いなんて、あまり言われたことないから戸惑ってしまう。
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