プレイボーイ男子の溺愛方法〜早く俺を好きになってよ〜
【翔side】


「はぁ……」



次の日、朝から教室で溜息。


「翔?ひなちゃんと仲直りできたか?」


溜息を吐く俺の隣では、大也が心配そうに声をかける。


「昨日、電話かかってきたけど浮気したとか言うし……ほんと、意味わかんない。」


いきなりなんなんだよ、ひなちゃんは


「まさか……」


大也が思い出したように呟く。



「お前、有香ちゃんと練習してたとこ見られたんじゃねぇの?」


「は?」


俺は目を見開いた。
< 340 / 386 >

この作品をシェア

pagetop