プレイボーイ男子の溺愛方法〜早く俺を好きになってよ〜
「目、閉じて?」


あ……キスかな?


「はい。」


私はゆっくり、目を閉じた。


ってあれ?


いつになってもキスが降ってこない。


これからキスするはずなのに
なぜか、翔くんは私の手を掴んだ感触がした。


なんで手をーーー?


「⁉︎し、翔くんっ!」


「ダーメ。まだ目、開けるな。」


わかってしまった。


翔くんはキスがしたかったわけじゃない。


「いいよ?」


優しい声が上から降ってきて私は目を開いた
< 382 / 386 >

この作品をシェア

pagetop