プレイボーイ男子の溺愛方法〜早く俺を好きになってよ〜
「ああ、もう、バカ。だめだよ。いきなり起き上がっちゃ。」



言いながらわたしをベッドに横たわらせてくれた。



「ちゃんと水分取って今日は早めに寝な?」


矢吹くんの優しい表情にまた胸がきゅんっと音を立てる。


「はい……」


いつの間にかわたしは眠ってしまっていた




「可愛い。」




遠退く意識の中、矢吹くんのそんな声が聞こえてちゅっとおでこに可愛らしいリップ音が響いた……気がした。
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