プレイボーイ男子の溺愛方法〜早く俺を好きになってよ〜
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「矢吹くん、すっかり遅くなっちゃってごめんね!」


時刻はもう19時。


さっきまで元気いっぱいだった
太陽の顔は既に出ていなくて、空はダーク色に染まっていた。


寝すぎてしまった。


「しょうがないよ。ひなちゃん、具合悪かったんだから。」


遅くなったにも関わらずわたしに笑ってくれる矢吹くん。


ほんと、優しいなぁ……
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