プレイボーイ男子の溺愛方法〜早く俺を好きになってよ〜
「ひなちゃん……俺、もうダメかも」


私にさっきから抱き締められている
矢吹くんが小さな声で言った。


「えっ、矢吹くんも怖いの?」


「そうじゃなくて……ひなちゃんに抱き締められてると……やばい。キスしたくなる。」


「っ!」


私は慌てて体を離そうとするけど
新たに出現したゾンビに脅かされ
再び矢吹くんに抱きつく。
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