あなたしか愛せない

「隣に座ってる時も、横顔が綺麗だなって思ってたけど…こうやって正面から見ると、ますます綺麗だな」


綺麗、綺麗と連呼するヤンキー。

綺麗だなんて生まれて初めて言われた。


「ぷ…顔真っ赤」

「!?」

「可愛いね」

「///」

もう!!!

このヤンキーは!!!


照れ隠しでバシバシとヤンキーの頭を叩く。


「いて…いてぇーよ」




もう怖さを忘れていた。










「お…お前ら何してんだ!!??」



「!?」


大きな声が聞こえ振り返ると、そこにいたのはー…



< 5 / 17 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop