ONLY YOU~愛さずにはいられない~(完)
代官山の三階建てのビル。
一階がセレクトショップで、二階に続くらせん階段を上がるとシンプルな内装の美容院があった。
「有次来たぞ・・・」
「いらっしゃい」
「紹介する、店長の有次。四歳下の義弟」
「初めまして、相良有次(サガラユウジ)です」
康秋さんよりもカラダの線は細く、色白だった。
長い前髪はふわっと毛先を遊ばせたように軽くパーマがかかっていた。
二十五歳で美容院の店長とはかなりやり手のカリスマ美容師か?
「ブラウン系のカラーリングで、全体的にパーマをかけてくれ」
「分かった・・・こちらへどうぞ…」
一階がセレクトショップで、二階に続くらせん階段を上がるとシンプルな内装の美容院があった。
「有次来たぞ・・・」
「いらっしゃい」
「紹介する、店長の有次。四歳下の義弟」
「初めまして、相良有次(サガラユウジ)です」
康秋さんよりもカラダの線は細く、色白だった。
長い前髪はふわっと毛先を遊ばせたように軽くパーマがかかっていた。
二十五歳で美容院の店長とはかなりやり手のカリスマ美容師か?
「ブラウン系のカラーリングで、全体的にパーマをかけてくれ」
「分かった・・・こちらへどうぞ…」