ONLY YOU~愛さずにはいられない~(完)
「おはようございます。羽島課長」
いつもの調子で羽島課長に挨拶をすると彼の顔がフリーズした。
「間宮さん?」
「あ、はい…そうですけど…」
「確かに声は間宮だ…」
「眼鏡は?」
「今日は久しぶりにコンタクトレンズにしました」
「コンタクトか…いつもの眼鏡がないから…別人に見えるぞ…康秋にコンタクトにしろと言われたのか?」
「はい…」
「そうか…その方がいいぞ…髪型も変わってるし…康秋のアドバイスか…さすがは元芸能人。自分を良く魅せる術は熟知してるな。お前にそれを応用し、お前以上にお前の良さを見抜いてるぞ」
「羽島課長…」
「アイツ、本気だ…お前もそうだろ?」
「私は…」
「朝礼の時間だ…」
羽島課長は椅子から立ち上がった。
私の良さか…
彼の好みではなく、彼が私を美しく魅せる為の変身を施したってコトか…
いつもの調子で羽島課長に挨拶をすると彼の顔がフリーズした。
「間宮さん?」
「あ、はい…そうですけど…」
「確かに声は間宮だ…」
「眼鏡は?」
「今日は久しぶりにコンタクトレンズにしました」
「コンタクトか…いつもの眼鏡がないから…別人に見えるぞ…康秋にコンタクトにしろと言われたのか?」
「はい…」
「そうか…その方がいいぞ…髪型も変わってるし…康秋のアドバイスか…さすがは元芸能人。自分を良く魅せる術は熟知してるな。お前にそれを応用し、お前以上にお前の良さを見抜いてるぞ」
「羽島課長…」
「アイツ、本気だ…お前もそうだろ?」
「私は…」
「朝礼の時間だ…」
羽島課長は椅子から立ち上がった。
私の良さか…
彼の好みではなく、彼が私を美しく魅せる為の変身を施したってコトか…