ONLY YOU~愛さずにはいられない~(完)
《15》元カレはスパイ?
彼は仕事が残っていると言って社に逆戻り。
私はタクシーで自宅まで帰った。
自宅に帰ると深夜に関わらず、母が起きていた。
「璃愛、今日荷物が届いたの…」
「荷物?」
「送り主は伊集院康秋さんって書いてあったけど…もしかして…伊集院元総理の親戚か何か?」
「元総理の従弟です」
「えっ!!?」
母は驚きで絶句してしまった。
「彼は私の恋人です」
「・・・私達、元総理と親戚になるの?」
「・・・本当に結婚すれば…そうなると思う」
母の顔は戸惑いが隠せなかった。
「でも、ウチは昔は裕福だったかもしれないけど、今は…康秋さんのご両親だって…」
「今夜は遅いし、寝るね…」
私の部屋には昨日、淳之介君のショップで爆買いした服の入った段ボールが置いてあった。
明日もこの中の服をチョイスして着てくれと言わんばかりの量。
でも、彼が私に合うと思い、選んだ服。
明日はどれを着ていこうか?
私は段ボールの蓋を開けて、服を選び始める。
私はタクシーで自宅まで帰った。
自宅に帰ると深夜に関わらず、母が起きていた。
「璃愛、今日荷物が届いたの…」
「荷物?」
「送り主は伊集院康秋さんって書いてあったけど…もしかして…伊集院元総理の親戚か何か?」
「元総理の従弟です」
「えっ!!?」
母は驚きで絶句してしまった。
「彼は私の恋人です」
「・・・私達、元総理と親戚になるの?」
「・・・本当に結婚すれば…そうなると思う」
母の顔は戸惑いが隠せなかった。
「でも、ウチは昔は裕福だったかもしれないけど、今は…康秋さんのご両親だって…」
「今夜は遅いし、寝るね…」
私の部屋には昨日、淳之介君のショップで爆買いした服の入った段ボールが置いてあった。
明日もこの中の服をチョイスして着てくれと言わんばかりの量。
でも、彼が私に合うと思い、選んだ服。
明日はどれを着ていこうか?
私は段ボールの蓋を開けて、服を選び始める。