ONLY YOU~愛さずにはいられない~(完)
朝一で、璃愛の自宅まで車で迎えに行った。
「初めまして…璃愛さんと交際させていただいております伊集院康秋です」
「こちらこそ…初めまして…母の愛子です…」
俺は玄関先で璃愛の母親と初めて対面を果たした。
「璃愛から訊いています…貴方…コーガなんでしょ??」
「はい」
「何度か病院でお見掛けしました…璃愛はコーガの大ファンなのに…恥ずかしくていつも遠目で見てばかり…私は積極的に話し掛けたらと何度もアドバイスしたんだけど」
「そうですか…初めて訊きました」
「でも、まさか…こんな日が来るなんてね…」
「本来なら、先に璃愛さんのお母様に挨拶しなければいけないのですが…」
「滅相もない…あの政治家の名家・伊集院家の嫁でしょ?本当に璃愛でいいんですか?」
「はい、璃愛さんでないと…ダメです…」
璃愛以外の女性は考えられない。
「あの…二人して…玄関先で何してるの?」
璃愛は支度を整え、玄関先に出て来た。
「支度は出来たのか?」
「うん」
「璃愛には勿体ないわね…改めて…遊びに来て」
「今度は父親代わりの敦司さんを連れて、挨拶に来ます」
「元総理と!!?それは楽しみね…」
「お母さん!?」
「初めまして…璃愛さんと交際させていただいております伊集院康秋です」
「こちらこそ…初めまして…母の愛子です…」
俺は玄関先で璃愛の母親と初めて対面を果たした。
「璃愛から訊いています…貴方…コーガなんでしょ??」
「はい」
「何度か病院でお見掛けしました…璃愛はコーガの大ファンなのに…恥ずかしくていつも遠目で見てばかり…私は積極的に話し掛けたらと何度もアドバイスしたんだけど」
「そうですか…初めて訊きました」
「でも、まさか…こんな日が来るなんてね…」
「本来なら、先に璃愛さんのお母様に挨拶しなければいけないのですが…」
「滅相もない…あの政治家の名家・伊集院家の嫁でしょ?本当に璃愛でいいんですか?」
「はい、璃愛さんでないと…ダメです…」
璃愛以外の女性は考えられない。
「あの…二人して…玄関先で何してるの?」
璃愛は支度を整え、玄関先に出て来た。
「支度は出来たのか?」
「うん」
「璃愛には勿体ないわね…改めて…遊びに来て」
「今度は父親代わりの敦司さんを連れて、挨拶に来ます」
「元総理と!!?それは楽しみね…」
「お母さん!?」