ONLY YOU~愛さずにはいられない~(完)
そんな甘い押し問答を続け、そそくさにお風呂を上がってベットイン。
彼は丹念に私の肌に触れていく。
私は彼の愛撫に溺れ、悦楽の淵から逃れられなくなる。

彼は女性のカラダを知り尽くしていた。

私は彼以外の男性を知らないから、翻弄され続ける。

シーツの波の上で重なり合い、カラダを一つにした。

「璃愛、愛してる…」

彼は何度も私の耳許で囁き、幾度も唇に甘く蕩けるキスを落とす。


「私も愛してる…」

二人でキスを交わし、甘美な夜を過ごした・・・


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