ONLY YOU~愛さずにはいられない~(完)
柊さんは席を外し、俺と敦司さんの二人っきり。
「まぁ、座れっ。康秋」
俺は敦司さんに言われ、ソファに腰を下ろした。
「お前…咲さんから本当の父親のコトを訊いていたようだな・・・」
「・・・」
「どうしてこの私には気づかない振りをしていた?」
「それは決まってます。敦司さんには陽那夫人や紡君、小陽ちゃんと言った家族居るからです」
「そうか…私の家族に配慮したワケか…でも、子供たちは知らないと思うが…陽那は知っている…陽那は元々、コーガのファンだった…私の息子だと知ってた、逆に喜ばれたよ…だから…お前が結婚するって聞いた途端、泣いて喜んだ…ようやくお前にも青い鳥が来たんだと」
「青い鳥?」
「幸せの青い鳥だ…」
「あ…物語の…知ってます…」
「まぁ、座れっ。康秋」
俺は敦司さんに言われ、ソファに腰を下ろした。
「お前…咲さんから本当の父親のコトを訊いていたようだな・・・」
「・・・」
「どうしてこの私には気づかない振りをしていた?」
「それは決まってます。敦司さんには陽那夫人や紡君、小陽ちゃんと言った家族居るからです」
「そうか…私の家族に配慮したワケか…でも、子供たちは知らないと思うが…陽那は知っている…陽那は元々、コーガのファンだった…私の息子だと知ってた、逆に喜ばれたよ…だから…お前が結婚するって聞いた途端、泣いて喜んだ…ようやくお前にも青い鳥が来たんだと」
「青い鳥?」
「幸せの青い鳥だ…」
「あ…物語の…知ってます…」