ONLY YOU~愛さずにはいられない~(完)
母は二人の為に、お寿司の出前を頼んで持て成した。
「伊集院元総理、ビール飲みますか?」
「ビールですか…あ…そうですね…」
「俺は運転なので、ノンアルでお願いします…お義母さん」
「分かってますよ…」
母は甲斐甲斐しく、二人の為にキッチンへと足を運び、冷蔵庫から缶ビールを取り出す。
「何だ?もうお義母さんと呼んでるのか?」
「ダメですか?」
「いや…ダメではないが…」
「はい、どうぞ」
康秋さんにはノンアルの缶ビール。敦司さんには缶ビールを渡した。
「何だか・・・康秋お前すっかり…間宮家に馴染んでるな…」
「まぁ~実は此処に住んでるんです…」
「そうなのか!?」
「まぁー・・・同居人が彼女と同棲を始めて…」
その同居人は相良さんと彩華。
ニャーとラッキーもお寿司のネタの匂いで縁側からダイニングルームへとやって来た。
「この猫は…康秋の猫のラッキーだな…」
「はい…猫と一緒に引っ越して来たんです…」
「結婚してからも此処に住むのか??」
「まぁ―・・・そのつもりです…」
「そうか…」
全ては祖母の介護をする母の為。
互いの家への挨拶を終え、私達の結婚は現実味を増した。
「伊集院元総理、ビール飲みますか?」
「ビールですか…あ…そうですね…」
「俺は運転なので、ノンアルでお願いします…お義母さん」
「分かってますよ…」
母は甲斐甲斐しく、二人の為にキッチンへと足を運び、冷蔵庫から缶ビールを取り出す。
「何だ?もうお義母さんと呼んでるのか?」
「ダメですか?」
「いや…ダメではないが…」
「はい、どうぞ」
康秋さんにはノンアルの缶ビール。敦司さんには缶ビールを渡した。
「何だか・・・康秋お前すっかり…間宮家に馴染んでるな…」
「まぁ~実は此処に住んでるんです…」
「そうなのか!?」
「まぁー・・・同居人が彼女と同棲を始めて…」
その同居人は相良さんと彩華。
ニャーとラッキーもお寿司のネタの匂いで縁側からダイニングルームへとやって来た。
「この猫は…康秋の猫のラッキーだな…」
「はい…猫と一緒に引っ越して来たんです…」
「結婚してからも此処に住むのか??」
「まぁ―・・・そのつもりです…」
「そうか…」
全ては祖母の介護をする母の為。
互いの家への挨拶を終え、私達の結婚は現実味を増した。