ONLY YOU~愛さずにはいられない~(完)
慣れない振袖姿に苦戦しながらも、私と康秋さんは出席者の挨拶回りに伺った。
「今度は『星凛堂』の濱部社長と秘書の栗原さんだ…挨拶に行くぞ」
「はい…」
「濱部社長…」
「あ…康秋君…」
「ご紹介します…婚約者の間宮璃愛さんです」
「初めまして…間宮璃愛です」
「俺は『星凛堂』代表取締役・濱部辰真(ハマベタツマ)です。隣に居るのは秘書の栗原優貴(クリハラユウキ)
そして、栗原の息子の栗原柾貴(クリハラマサキ)君だ」
「へぇー…栗原さんの息子君か…君幾つ?」
「十歳です…父がいつもお世話になっています・・・」
「十歳か…賢そうな顔してるね…」
「ありがとうございます…」
私は康秋さんを通して、今までお目にかかれなかった人達と対等に話していた。
此処は凄い世界。
「康秋さん!!」
彼は都内でもエリート校で有名な聖礼学園の制服を着ていた。
「何だ・・・柾貴も居たのか…」
「紡さん…」
「彼は…」
「敦司さんのご子息の紡君だ…」
「初めまして…伊集院ツム(イジュウインツムグ)です。間宮さん」
「初めまして…」
「今度は『星凛堂』の濱部社長と秘書の栗原さんだ…挨拶に行くぞ」
「はい…」
「濱部社長…」
「あ…康秋君…」
「ご紹介します…婚約者の間宮璃愛さんです」
「初めまして…間宮璃愛です」
「俺は『星凛堂』代表取締役・濱部辰真(ハマベタツマ)です。隣に居るのは秘書の栗原優貴(クリハラユウキ)
そして、栗原の息子の栗原柾貴(クリハラマサキ)君だ」
「へぇー…栗原さんの息子君か…君幾つ?」
「十歳です…父がいつもお世話になっています・・・」
「十歳か…賢そうな顔してるね…」
「ありがとうございます…」
私は康秋さんを通して、今までお目にかかれなかった人達と対等に話していた。
此処は凄い世界。
「康秋さん!!」
彼は都内でもエリート校で有名な聖礼学園の制服を着ていた。
「何だ・・・柾貴も居たのか…」
「紡さん…」
「彼は…」
「敦司さんのご子息の紡君だ…」
「初めまして…伊集院ツム(イジュウインツムグ)です。間宮さん」
「初めまして…」