ONLY YOU~愛さずにはいられない~(完)
ヨーロピアンテイストの柔らかなダブルベット。
「愛してる…君を絶対に幸せにするよ…璃愛」

彼は欲望に溺れた顔を見せ、甘い美声で幾度も囁く。

彼の顔が首筋に埋まると一瞬、チクリと痛みが走った。
彼は私の首筋に自分の証を残した。

離れ合っていても、自分のモノだという証を…


胸の頂を食むと、今度は腰の辺りが疼き、劣情的な熱がカラダを火照らせていった。

彼の熱い吐息は頬を掠り、そのまま私達は一つになる。


その繋がり合う部分から溢れる甘い愉悦。

互いに共鳴し、そのまま二人で悦楽の階段を上がった。

「愛してる・・・璃愛」

私達は極上の部屋で朝を迎えたーーー・・・

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