ONLY YOU~愛さずにはいられない~(完)
複合型の施設で映画を鑑賞した私達は一階の「ヘンリーズコーヒー」で温かいコーヒーを飲んだ。
「私…コーヒー飲んだら、帰りますね…今日はありがとう。いい気晴らしは出来たわ。璃愛」
「彩・・・華」
「伊集院さんも有難うございます」
「・・・この世界にはきっと君に会う王子様は居ると思うから…元気出して、恒川さん」
「王子様か…璃愛の王子様はきっと…伊集院さんよ…こんなイケメン…この先絶対に現れないよ。璃愛。考え直して友達じゃなく、恋人になさい。
大体、璃愛は遠慮し過ぎ。もっと、人生を謳歌しなさいよ…」
「君は本当にいい子だね…恒川さんもそう言ってるコトだし。間宮…俺と付き合おうよ」
「それは…」
彩華は急ぐようにカフェラテを飲み干して、「じゃあ」と言って手を振って帰ってしまった。
「私…コーヒー飲んだら、帰りますね…今日はありがとう。いい気晴らしは出来たわ。璃愛」
「彩・・・華」
「伊集院さんも有難うございます」
「・・・この世界にはきっと君に会う王子様は居ると思うから…元気出して、恒川さん」
「王子様か…璃愛の王子様はきっと…伊集院さんよ…こんなイケメン…この先絶対に現れないよ。璃愛。考え直して友達じゃなく、恋人になさい。
大体、璃愛は遠慮し過ぎ。もっと、人生を謳歌しなさいよ…」
「君は本当にいい子だね…恒川さんもそう言ってるコトだし。間宮…俺と付き合おうよ」
「それは…」
彩華は急ぐようにカフェラテを飲み干して、「じゃあ」と言って手を振って帰ってしまった。