大切な友達

公園

木下優果―
私は少し不思議な奴。
頭の良さも普通。

高木美里―
美里は私にとって1番の親友。
私よりずっと頭がいいと思う。

美里と出会ったのは11年前で私たちが2才の頃。
出会った場所は、ある公園。
その公園は、私と美里にとって1番大切な思い出の場所なんだ。
そりゃあ、2人がはじめて出会った場所だからね。
「ねぇ、いっしょに遊ばない?」
こう私のお母さんが近くにいた同い年ぐらいの子に話しかけた。
「うん」
その子供はそう言った。
すると、その子のお母さんと見られる人が
「よろしくねー。名前美里っていうのよ。みーちゃんって呼んであげてね♪」
そう私に話しかけてきた。

この会話が私たち2人の出会いだったんだ。

< 2 / 81 >

この作品をシェア

pagetop