大切な友達
私たちは2階にある職員室の隣の会議室で待たされた。
なんか・・・少し落ち着く。

でも、

コンコン―

ノックしてちょっと年のいった先生が入ってきた。
この人って一体誰だよ・・・

「おはよう」
「おはよ・・・ございます・・・」
今にも消えそうな声で私は答えた。
「担任の細川といいます」
「・・・」
「あっ、宜しくお願いします」
お母さんと細川っていう先生がお互い軽く頭を下げて礼をした。



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