大切な友達
あっという間の１学期。

１学期は、あやとの関係も深まった。
少し前までは、玲奈たちと一緒にいたけど、やっぱり、あやのことが気になって一度話しかけてみたんだ。
そしたらあやは私に謝ってくれた。

「いっつも他の子と一緒にいてごめんね」
「なんか優果のこと気にしないで、ホント自分勝手でごめんね」
あやなんて滅多に誤ったりしない性格なのに謝ってくれた。

それが本当に心に響いて・・・
私は
「もういいよ」
「そんなに気にしてなかったし」
こう、強がった。

でも仲直りが出来たんだ。


私もずっと美里のことが頭から離れずにあやと２人でいるとき、悲しい顔していたと思うし、お互い様だなって思った。
だから私も強がったけど、ちゃんと謝った。
< 75 / 81 >
表紙・目次

この作品をシェア

pagetop