大切な友達
あれが・・・あの子のお母さんかな?
それより気になったのは、“ミサト”という名前。
あの子・・・ミサトちゃんっていうんだ。
同じ名前。
美里と。
それにちょっとドキッとした。
まさか、美里へのプレゼントを選んでいるときにミサトちゃんという子に出会うなんて。
一言も話していないけど、なぜかそれが嬉しかった。
「あ、プレゼント選ばなきゃ」
またもや、独り言。
そして、手に持っていたレターセットを棚に戻そうとしたとき、「ばいばい」という声が聞こえた。
聞こえた方に視線を向けるとミサトちゃん・・・が手を振っていた。
「・・・あ、ばいばい」
笑顔を作って、手を振り返した私に、ミサトちゃんのお母さんが浅く礼をした。
私も礼をして、笑顔を作・・・ろうとしたけど、すでに笑顔だったと思う。
多分、同じ名前のミサトちゃんとたった一言ずつだけど会話が出来たから・・・
嬉しかったんだと思う。
「じゃーねー」
と言い残し、ミサトちゃんという女の子はお母さんと一緒に店を出て行った。
それより気になったのは、“ミサト”という名前。
あの子・・・ミサトちゃんっていうんだ。
同じ名前。
美里と。
それにちょっとドキッとした。
まさか、美里へのプレゼントを選んでいるときにミサトちゃんという子に出会うなんて。
一言も話していないけど、なぜかそれが嬉しかった。
「あ、プレゼント選ばなきゃ」
またもや、独り言。
そして、手に持っていたレターセットを棚に戻そうとしたとき、「ばいばい」という声が聞こえた。
聞こえた方に視線を向けるとミサトちゃん・・・が手を振っていた。
「・・・あ、ばいばい」
笑顔を作って、手を振り返した私に、ミサトちゃんのお母さんが浅く礼をした。
私も礼をして、笑顔を作・・・ろうとしたけど、すでに笑顔だったと思う。
多分、同じ名前のミサトちゃんとたった一言ずつだけど会話が出来たから・・・
嬉しかったんだと思う。
「じゃーねー」
と言い残し、ミサトちゃんという女の子はお母さんと一緒に店を出て行った。