大切な友達
見えなくなるまで、2人の後姿を目で追いかけた。
「ほんと、偶然」
そう言い、プレゼント選びを再開した。
「672円です」
「はい、えっと・・・」
財布の中から、1000円を取り出し、レジ係の人に渡す。
「えっと、レシートとおつり328円です。お確かめください」
「はい」
そう言い、店を出る。
「ありがとうございましたー」
いろいろ悩んだ結果、買ったのは、ネコの絵のレターセットと水色でネコの絵のシャーペン。
とくに理由はないけど、一番美里に似合うと思ったからそれにした。
ネコでそろえたのも、なんとなく。
「ただいまー」
「あ、おかえりー。おつり余ったなら、それお小遣いでいから」
食卓越しにある台所からお母さんが早口でこう言った。
早口なのは、多分料理を作っている途中だったからかな。
「え、いいの?ありがとー!!」
たったの328円だけど・・・
ま、いっか。
「で、今日なにー?」
「んとねー、いつものと、から揚げとサラダ」
いつものっていうのは、ご飯&みそ汁のこと。
ほとんどの日に出るから、いつものって言っている。
「ほんと、偶然」
そう言い、プレゼント選びを再開した。
「672円です」
「はい、えっと・・・」
財布の中から、1000円を取り出し、レジ係の人に渡す。
「えっと、レシートとおつり328円です。お確かめください」
「はい」
そう言い、店を出る。
「ありがとうございましたー」
いろいろ悩んだ結果、買ったのは、ネコの絵のレターセットと水色でネコの絵のシャーペン。
とくに理由はないけど、一番美里に似合うと思ったからそれにした。
ネコでそろえたのも、なんとなく。
「ただいまー」
「あ、おかえりー。おつり余ったなら、それお小遣いでいから」
食卓越しにある台所からお母さんが早口でこう言った。
早口なのは、多分料理を作っている途中だったからかな。
「え、いいの?ありがとー!!」
たったの328円だけど・・・
ま、いっか。
「で、今日なにー?」
「んとねー、いつものと、から揚げとサラダ」
いつものっていうのは、ご飯&みそ汁のこと。
ほとんどの日に出るから、いつものって言っている。