誠の華−ヒルガオ−




藍色の空には朧気に月が浮かび、花街の夜を照らす。



「壬生狼め、貴様らが滅び行くのは刻の問題だ。我等が必ずや地獄へと送ってやる」




正義も悪もない動乱の世に、暗黒の歴史がまた刻まれようとしている。



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