誠の華−ヒルガオ−
えーっと、予想通りっちゃ予想通りなんだけど……。
皆様大変怒っていらっしゃいます。
ははは、負けるな私。
私の前には勇さん、歳さん、山南さん。
後ろには総司、新八さん、源さん、左之さん、平助。
そして隣に一君。
私に逃げ場はない。
なら真正面から突っ込むだけだ!!
「私を新撰組に入隊させてください!!」
額を畳みに擦り付けた。
「駄目だ」
しかし返ってくる言葉は否定的なものだった。
もちろん却下されることくらいは予想済みだ。
だが簡単に引き下がるつもりはない。