内実コンブリオ
正直今だにその話しの意味もわかっていない。
それを察してくれたのか、話しの続きをすすめてくれる。
「いや、昨日さ。毎年泊まりに来てくれると、いっつも楽しそうに学校の話してくれるやん。でも、昨日は中学校の話はなんか、あんまり良くはなさそうな顔させてしまったから。ごめんな」
「あ…ごめん。せっかく遊んでもらっとったのに。自分でも気づいてなかった…」
「ええんやで!そうやってたまにはほつれ、見してくれやなな。いっつもニコニコしとるし、ある意味心配しとったんやで」
「…ありがとう」
「さっ、なんか名物食べに行こか!」
お店に入って昼ご飯。
「華ちゃんはさー、新しく始まった学校生活やろ?好きな子とかおらんの?」
「ぶふっ」
思わず、吹き出してしまった。
吹いたご飯粒が、ゆきちゃんの顔にfry away(飛ぶ)。
「おるんやな!どんな子?!」
「本当におらんってば!」
本当に思い当たらない。
いるとしたら、誰だろう。
あ、涼先輩。
でも、あの人は昔好きだったってだけで、今は特には何とも思わない。
見るのは好きだ。かっこいいから。
でも、好きってそういうやつではないと思う。
それを察してくれたのか、話しの続きをすすめてくれる。
「いや、昨日さ。毎年泊まりに来てくれると、いっつも楽しそうに学校の話してくれるやん。でも、昨日は中学校の話はなんか、あんまり良くはなさそうな顔させてしまったから。ごめんな」
「あ…ごめん。せっかく遊んでもらっとったのに。自分でも気づいてなかった…」
「ええんやで!そうやってたまにはほつれ、見してくれやなな。いっつもニコニコしとるし、ある意味心配しとったんやで」
「…ありがとう」
「さっ、なんか名物食べに行こか!」
お店に入って昼ご飯。
「華ちゃんはさー、新しく始まった学校生活やろ?好きな子とかおらんの?」
「ぶふっ」
思わず、吹き出してしまった。
吹いたご飯粒が、ゆきちゃんの顔にfry away(飛ぶ)。
「おるんやな!どんな子?!」
「本当におらんってば!」
本当に思い当たらない。
いるとしたら、誰だろう。
あ、涼先輩。
でも、あの人は昔好きだったってだけで、今は特には何とも思わない。
見るのは好きだ。かっこいいから。
でも、好きってそういうやつではないと思う。