内実コンブリオ
確かにあの子はこっちを見てた。
そして、目が合った。
これは、自惚れていいのか?
いや、気がはやいか…。
こんな事で浮かれれる俺はまるで、少女マンガの主人公みたいで、我ながらなんて気持ち悪い奴。
でも、不思議と幸福な気持ちだ。
とりあえず、一つ決心した。
いつかは気持ちを告げよう、と。
何なら、今すぐにでも言うか?
いや、それは駄目だ。
相手をよく知ってからじゃないとな、うん。
俺、真面目だろ?
いや、でもあの時水川との間にわって入って、助けたからイケんじゃね?
いや、でも今すぐ付き合いたいとかじゃなくて…なんか…なんか違うんだよな。
今はよく見て、それから知りたい。
ここ最近夜、夢の中には必ず咲宮 華さんが出てくる。
夢の話の内容は毎晩全部違うのに主人公、相手役は全部あの子。
しかも、俺はそれらのストーリーをとぎれとぎれではあるが覚えている。
頭、イってんじゃねーか?と自分でもつくづく思う。
でも、俺が会話してるのって、会ってるのって、幻想の咲宮 華さんだ。
現実世界の本当のあの子の事が知りたい。
どうすれば知ることができるのか。
悩んで悩んで、考えてみた。
体育の時間に考えて考えて、バスケットボールを顔面で受け取り、国語の時間に頭がぼーっとしながら英語の教科書を呼んだり。
掃除の時間も考えに考えていたら、雑巾に気付かず滑り、見事背面バク宙が決まる。
そして、いい案をひらめいた。
背面バク宙のおかげだな。
と、いう事で『咲宮 華さん観察日記』をつけてやる事にした。
とことん見てやろーじゃねーか!
あれ?
ひょっとして俺ってちょっと変態?
そして、目が合った。
これは、自惚れていいのか?
いや、気がはやいか…。
こんな事で浮かれれる俺はまるで、少女マンガの主人公みたいで、我ながらなんて気持ち悪い奴。
でも、不思議と幸福な気持ちだ。
とりあえず、一つ決心した。
いつかは気持ちを告げよう、と。
何なら、今すぐにでも言うか?
いや、それは駄目だ。
相手をよく知ってからじゃないとな、うん。
俺、真面目だろ?
いや、でもあの時水川との間にわって入って、助けたからイケんじゃね?
いや、でも今すぐ付き合いたいとかじゃなくて…なんか…なんか違うんだよな。
今はよく見て、それから知りたい。
ここ最近夜、夢の中には必ず咲宮 華さんが出てくる。
夢の話の内容は毎晩全部違うのに主人公、相手役は全部あの子。
しかも、俺はそれらのストーリーをとぎれとぎれではあるが覚えている。
頭、イってんじゃねーか?と自分でもつくづく思う。
でも、俺が会話してるのって、会ってるのって、幻想の咲宮 華さんだ。
現実世界の本当のあの子の事が知りたい。
どうすれば知ることができるのか。
悩んで悩んで、考えてみた。
体育の時間に考えて考えて、バスケットボールを顔面で受け取り、国語の時間に頭がぼーっとしながら英語の教科書を呼んだり。
掃除の時間も考えに考えていたら、雑巾に気付かず滑り、見事背面バク宙が決まる。
そして、いい案をひらめいた。
背面バク宙のおかげだな。
と、いう事で『咲宮 華さん観察日記』をつけてやる事にした。
とことん見てやろーじゃねーか!
あれ?
ひょっとして俺ってちょっと変態?