明日は晴れたらいいな。
『2018年度中学校同窓会』ベランダで某ソーダ味のアイスを「当たるかなぁ」なんて考えながらガリガリと咀嚼をしていると、1通のLINE通知が目に入った。グループを開いてみると、中学時代の仲間の名前がズラッと並んでいる。あの頃よりうんと大人っぽくなった同級生の写真に驚きつつ、心中には黒くて冷たい何かが流れ込んできた。「私、何してんだろ。」そう、鬱を患い、現在休学中の私には、どうしても後ろめたさを感じざるを得なかった。強いて誇れることと言えば
「俺といるじゃん」この、常に目が死んでいるが仏の様な優しさを持ち合わせた婚約者がいることかな。ま、こんな私にも運命の女神様は微笑んでくれたってことか。
これから書くのは、私が生きてきたっていうか、なんとか生きてきた今までのお話。私は大した人間では無いけど、今、「生きようかな、死のうかな」とか考えてる誰かが「生きてみようかな」って思ってくれたら嬉しいです。
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