猫と手毬
猫の初仕事
僕が目を覚ますとあったかいクッションの上に僕はいた。
きっと立樹が寝かせてくれたんだろう。
ふわふわしてて暖かかった。
窓の方を見ると朝日が差し込んでいて綺麗な青空が見えていた。
まだ立樹は起きていないのかな?
僕は猫だから時間わからないしとりあえず窓の近くの棚によじ登って空を見る。
昨日の大雨が残した水たまりには青空がうつっていてきらきらと輝いている。
「朝早いね~おはよう。藍くん。」
そう後ろから聞こえる。
立樹が起きてきたんだ。
「まだ6時だよ。せっかくだから一緒に買い物行こうか。」
そう言って立樹は着替えてきて僕をバックの中に入れて外に行く。
昨日は周りを見てなくて気付かなかったけどもうたくさんのお店が開いていた。
商店街の途中にある家だったようで外に出た瞬間から人の明るい声が聞こえた。
僕はバックから顔を覗かせながら周りを見回す。
「明るいだろう?もう少ししたら目的地に着くよ。」
そして着いたのは小さな商店。
看板には…『橘商店』と書かれている。
「おばさん。いる?」
そう声をかける立樹に首を傾げながら見ていると奥の方で「はーい」という声が聞こえる。
すると奥から明るく笑うおばさんが来る。
「立樹君じゃない!どうしたの?…あら?この子猫ちゃんは?」
「確かネコ缶みたいなの売ってなかったかな~と思ったんだ。この子は藍くん。昨日拾ったんだ」
「あら!可愛いじゃない!立樹君のお店の看板猫ちゃんになるのかしら!ネコ缶ならあるわよ!」
「ありがとうおばさん。」
そんな会話をしていた。
明るく話す立樹とおばさんは買い物を終わらせると別れる。
「これで藍くんのご飯が用意出来たね。今まだ7時だから…あと3時間後かな。」
何のことだろう…?
そして僕達は家に帰って朝ごはんを食べ終わると昨日行った部屋に向かう。
すると立樹はシャッターをあけてお店が明るくなる。
「ここは僕がやっている手毬屋さんなんだ。藍くんは今日から看板猫になってもらうよ。」
僕は意味がわからなかった。
「っていってもとりあえずこの店の中にいてくれればいいんだけどね。」
そう言って緑色でふかふかのクッションをお店の棚の近くに置いてくれる。
「仕事はこのお店にいるだけ。簡単だろう?僕は基本ここに座っているから。」
そう言って一つの椅子を指さす。
「開店は10時だよ。もう少ししたら色々なお客さんが来るからね。」
そう言って僕をクッションの上に乗っける。
その周りには僕が遊ぶ用の手毬を沢山置いてくれた。
「あ、そうだ。藍くんにプレゼントがあったんだ。」
そう言って2階に取りに行く。
帰ってくると立樹の右手には一つの手毬があった。
すると僕の方に転がしてきてくれる。
「ほら。ここに来たお祝い。藍くんをイメージして作ったんだ。」
その手毬を見ると今まで遊んでいた手毬より大きくて僕が遊べる丁度いい大きさだった。
色は灰色でその糸の下に黄色と黄緑の糸で縫ってある。
僕の毛と目の色と同じだった。
「藍くんのイメージにぴったりだろう?ここに置いておくから遊んでいいよ。」
そう言ってクッションの上に置いてくれた。
きっと立樹が寝かせてくれたんだろう。
ふわふわしてて暖かかった。
窓の方を見ると朝日が差し込んでいて綺麗な青空が見えていた。
まだ立樹は起きていないのかな?
僕は猫だから時間わからないしとりあえず窓の近くの棚によじ登って空を見る。
昨日の大雨が残した水たまりには青空がうつっていてきらきらと輝いている。
「朝早いね~おはよう。藍くん。」
そう後ろから聞こえる。
立樹が起きてきたんだ。
「まだ6時だよ。せっかくだから一緒に買い物行こうか。」
そう言って立樹は着替えてきて僕をバックの中に入れて外に行く。
昨日は周りを見てなくて気付かなかったけどもうたくさんのお店が開いていた。
商店街の途中にある家だったようで外に出た瞬間から人の明るい声が聞こえた。
僕はバックから顔を覗かせながら周りを見回す。
「明るいだろう?もう少ししたら目的地に着くよ。」
そして着いたのは小さな商店。
看板には…『橘商店』と書かれている。
「おばさん。いる?」
そう声をかける立樹に首を傾げながら見ていると奥の方で「はーい」という声が聞こえる。
すると奥から明るく笑うおばさんが来る。
「立樹君じゃない!どうしたの?…あら?この子猫ちゃんは?」
「確かネコ缶みたいなの売ってなかったかな~と思ったんだ。この子は藍くん。昨日拾ったんだ」
「あら!可愛いじゃない!立樹君のお店の看板猫ちゃんになるのかしら!ネコ缶ならあるわよ!」
「ありがとうおばさん。」
そんな会話をしていた。
明るく話す立樹とおばさんは買い物を終わらせると別れる。
「これで藍くんのご飯が用意出来たね。今まだ7時だから…あと3時間後かな。」
何のことだろう…?
そして僕達は家に帰って朝ごはんを食べ終わると昨日行った部屋に向かう。
すると立樹はシャッターをあけてお店が明るくなる。
「ここは僕がやっている手毬屋さんなんだ。藍くんは今日から看板猫になってもらうよ。」
僕は意味がわからなかった。
「っていってもとりあえずこの店の中にいてくれればいいんだけどね。」
そう言って緑色でふかふかのクッションをお店の棚の近くに置いてくれる。
「仕事はこのお店にいるだけ。簡単だろう?僕は基本ここに座っているから。」
そう言って一つの椅子を指さす。
「開店は10時だよ。もう少ししたら色々なお客さんが来るからね。」
そう言って僕をクッションの上に乗っける。
その周りには僕が遊ぶ用の手毬を沢山置いてくれた。
「あ、そうだ。藍くんにプレゼントがあったんだ。」
そう言って2階に取りに行く。
帰ってくると立樹の右手には一つの手毬があった。
すると僕の方に転がしてきてくれる。
「ほら。ここに来たお祝い。藍くんをイメージして作ったんだ。」
その手毬を見ると今まで遊んでいた手毬より大きくて僕が遊べる丁度いい大きさだった。
色は灰色でその糸の下に黄色と黄緑の糸で縫ってある。
僕の毛と目の色と同じだった。
「藍くんのイメージにぴったりだろう?ここに置いておくから遊んでいいよ。」
そう言ってクッションの上に置いてくれた。