秘密の携帯電話
携帯を開いた瞬間にすぐに目に入ったのが、まさかの自分の寝顔。
いつ撮ったのかさっぱり記憶がないのは、寝ている時にこっそり撮られたからだとわかる。
しかし、さすがに寝顔と言うのは恥ずかしい。
必死に言いわけをしようと、あたふたしている旭川は可愛いと思う。
だから少し意地悪をしたくなり、息もまともにできないぐらいキスをする。
慣れてないのが手に取るようにわかる旭川の動きに我慢ができる自信がないと、
コッソリと溜息を吐きながら、ズボンのポケットに入れてあった自分のスマホを取り出した。
「ねぇ、俺にも写真撮らせてよ」
自分以外には絶対に見せれない写真。
口端をスーッと上げた神崎は、うっかりほかの人にスマホを見られてもいいようにそっとロックをかけた。
* Fin *
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最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
短編として完結ですが、その後の話を執筆予定です。
いつ撮ったのかさっぱり記憶がないのは、寝ている時にこっそり撮られたからだとわかる。
しかし、さすがに寝顔と言うのは恥ずかしい。
必死に言いわけをしようと、あたふたしている旭川は可愛いと思う。
だから少し意地悪をしたくなり、息もまともにできないぐらいキスをする。
慣れてないのが手に取るようにわかる旭川の動きに我慢ができる自信がないと、
コッソリと溜息を吐きながら、ズボンのポケットに入れてあった自分のスマホを取り出した。
「ねぇ、俺にも写真撮らせてよ」
自分以外には絶対に見せれない写真。
口端をスーッと上げた神崎は、うっかりほかの人にスマホを見られてもいいようにそっとロックをかけた。
* Fin *
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最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
短編として完結ですが、その後の話を執筆予定です。
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■―…―…―…―…―■
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■―…―…―…―…―■
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記憶の中の彼に甘く囚われ続けたまま、
十年が経ち……、
今日も朝から、副社長が秘書を呼ぶ。
「千花」
相変わらずの綺麗な顔に
不敵な笑みを浮かべ、
ストレートな言葉で、
微かに……
違う
激しく私を甘やかす。
16/09/21 start
17/05/24 end
2017年11月 ベリーズ文庫から書籍化
改稿前の文章のまま、
誤字脱字もそのままにしてあります。
すみません。