国を滅ぼされ、そのことにより囚われの身となった主人公。そのまま処刑の道を突き進むと思っていた彼女は敵国の王により、予想外のことを突きつけられる。
無知であるために、何も知らなかった主人公が、いろいろなことを知っていくことで真実と自分の罪、そして、その先にどうすればいいのかと成長していくストーリー。
ストーリーの流れの一本の筋の中に、たくさんのことが含められており、すごく読みごたえがありました。
特に主人公の成長が目まぐるしく、悩みながらもそれでも自分で考え、前を向き、成長していく姿がとてもよかったです。