レンタル彼氏~イケメン達とひとつ屋根の下~


目の前には上半身裸の東城さんが歯を磨いていた。



「きゃぁあああ!!」



私は手で顔を覆い隠し、背を向けた。



凄い…意外に引き締まった体してる…。
━━━じゃなくてっ!!



「は、早く何か着てくださいっ!」



━━━しばらくして。



「いやー、ごめん、ごめん。
こんな早く来るとは思わなかったから。」



「ご、ごめんなさい…。」



「いや、俺は気にしてないけどね。」



「あの、ルームシェアのことなんですけど…。」



「ああ、読んでくれた?分からないことある?」



「じゃなくて!!
ルームシェアとか練習台とか、
意味がわからないんですけど!」

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