レンタル彼氏~イケメン達とひとつ屋根の下~
ちょ…、そんな王子様スマイルで
さらっと言わないでください~…。
「じゃあ、持ってくものまとめようか。」
それから智悠さんに手伝ってもらいつつ、
ようやく服やカラーボックスなどを
持っていける物をまとめ終わった。
さっきのワゴン車に荷物を詰め込み、
事務所まで戻って来た。
東城さんと琉海君は出払っていて
事務所は静まり返っている。
智悠さんが手伝ってくれて、
やっと部屋に荷物を運び終わり、
私達はダイニングに向かった。
「ふぅ。やっと終わったね。」
「はい。手伝っていただいて、ありがとうございました。これ、よかったら飲んでください。」
私は温かい紅茶をテーブルの上に出す。