レンタル彼氏~イケメン達とひとつ屋根の下~
レンタル彼氏会社
「嘘でしょ…。」
私はたった今、13回目の面接に落ちました。
ああ、神様、仏様…
いったい私の何がダメなんですかー!?!?
街中で項垂れる私。
通行人が私をチラ見してるけど、今はそんなのどうでもいい。
はぁ…もうどこも受かる気がしない…。
その時、私の目の前に一枚のチラシが舞い落ちた。
「レンタル彼氏…スタッフ募集中…?」
受付、雑務、アシスタント。
寮付き、食事付き。
なにこれ。
条件めちゃくちゃいいじゃん!
下の方まで読み進めると、
あるところで私の視線が釘付けになった。
え、うそ……!?