レンタル彼氏~イケメン達とひとつ屋根の下~


そんな事を考えていたら、
不意に服の袖をクイッと引かれた。



「ねぇ、お姉ちゃん、新しい人?」



声を掛けてきたのは5歳くらいの男の子だった。



「あ、うん、そうだよ。よろしくね。」



私は男の子と目線を合わせて微笑んだ。



「皆、プレゼント持って来てやったぞー!」



秀明さんはいつの間にか園長先生との話を終えて、子供達の輪の中にいた。



大きな箱の中には幾つもの袋が入っていた。
その袋には名前が書いてあって渡していく。



そっか!これは子供達へのプレゼントだったんだ!



私も名前を呼んでプレゼントを渡す。



それが終わると
男の子は蓮叶君と琉海君とサッカー。



女の子は秀明さんと智悠さんと私と
お絵描きや積み木をして遊ぶ。

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