レンタル彼氏~イケメン達とひとつ屋根の下~


「あー、今依頼終わったんだけど道混んでんだよ。わりぃんだけど、夕飯適当に作ってくんねー?」



「え、いいけど…
蓮叶君みたく作れないよ?」



「食えりゃいいんだよ。
じゃ、任せたからな!」



「え、あ、ちょっ……!」
━━━━プツッ。



一方的に切られた。



腕時計を見ると午後4時になる所だった。
私は急いで干していた洗濯物を取りに行く。



リビングに持ってくると洗濯物をたたんでいく。



ちなみに下着は、
秀明さんに流石に嫁入り前の女の子に
男の下着を洗わせる訳にはいかない、
と言われて、ここには含まれていない。



私もそれは恥ずかしくて無理だったし、
内心すごくホッとした。



洗濯物をたたみ終わると、
キッチンに行き、冷蔵庫を開ける。

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