夢から醒めた夢
「イケメンなのにねー」
「大貴もいないよね」
「そうだわ。大貴は普通なのに、不思議」
そんな風に、7人でわちゃわちゃ話している。
あちこちで話しが飛び交っていておもしろい。
その中で、いろんなところから話しかけられるから、あっちへ行き、こっちへ行き。
コップ片手にうろついていた。
「お疲れ様でーす」
そんな中、あきらかに男の声がした。
「お疲れー」
「案外早かったねー」
入り口の方を見ると、男2人が入ってきた。
おそらく、大貴とイケメンバカと思われる人だ。
ただ、少し遠くてよく見えない。
「愛梨ちゃんっ」
そう思っていると、杉浦さんに呼ばれた。
何だろうと行くと、2人を紹介された。
「これが、さっき話していた2人ね。西川大貴と影山慎吾。
こちらは、瀬本さんとこの娘さんで愛梨ちゃん」