あなたは、
彼女を車まで送ろうと、ついていった。
そこには2台の高級車。
後ろの車に誰かよっかかってタバコを吸っている。
その姿は暗い中でも、すごく様になっていた。
彼氏が優華さんを前の車に乗せたあと、走って彼のとこまでいって、
「悪かったな、時間食っちまって」
「ああ」
........綺麗な声.........
暗くて顔はよく見えない。
「あ、君。送ってこうか?」
「いえ、結構です。起きおつけて。」
「うん、君もね」
彼氏はニコッと笑って車に乗った。