短編的なものたち

「はぁ。」

朝から嫌なものを見てしまった私は机に伏せる。


とそこに

「おぅ?どうしたよ、汐莉さん」

バシッと私の頭を叩く、一応親友の美紗子

ドメスティックです、美紗子さん

「見たの。」

「あぁ愛しの翔ちゃんの、彼女か。」

「うわぁーん」


と泣く真似をしてみる。

「よしよし。」

と言いながら、私の頭を叩く美紗子

だからドメスティックです、美紗子さん

でも少し、元気を貰った。
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