Memorys ‐過ぎ去りし時間‐
私の返事を待たずに右足を持たれる。
「えっ⁉」
「ちょっ!?月葉君?」
「「変~態」」
そのままハイソックスを下げられ、
腫れあがった足首が晒される。
きっと原因はトイレでもめた時。
副会長は気にせず私の足に触れる。
「いっ..痛...」
触れた瞬間ズキンと痛みが走り私は思わず声を上げた。
「やはり、腫れていますね」
「それどうした」
私が痛みに耐えていると会長が声を掛けてくる。
「階段でこけた挙句、挫いたんです」
「お前、また…」
「何のことでしょうか?」
いつの間にか救急箱を持ってきていた副会長に再び足を持たれる。
「自分で出来ますから」
「貴方、そのままにするでしょ。大人しくしてなさい」
「でも!」
「大人しくしてないと突きますよ」
おっかない…
この人なら本当にやり兼ねない…
「………大人しくします」
見た目が痛々しい。
こんなの気づかないふりしていた方が痛くなかったんじゃ…
「えっ⁉」
「ちょっ!?月葉君?」
「「変~態」」
そのままハイソックスを下げられ、
腫れあがった足首が晒される。
きっと原因はトイレでもめた時。
副会長は気にせず私の足に触れる。
「いっ..痛...」
触れた瞬間ズキンと痛みが走り私は思わず声を上げた。
「やはり、腫れていますね」
「それどうした」
私が痛みに耐えていると会長が声を掛けてくる。
「階段でこけた挙句、挫いたんです」
「お前、また…」
「何のことでしょうか?」
いつの間にか救急箱を持ってきていた副会長に再び足を持たれる。
「自分で出来ますから」
「貴方、そのままにするでしょ。大人しくしてなさい」
「でも!」
「大人しくしてないと突きますよ」
おっかない…
この人なら本当にやり兼ねない…
「………大人しくします」
見た目が痛々しい。
こんなの気づかないふりしていた方が痛くなかったんじゃ…