幸せになる!! 前編
友梨に、背中を押されて、足元をふらつかせながら、棺に近づく。
棺の中にいる茜里は、まるで、眠っているようだった…。
それ以上、見る事が出来なくて、式場のロビーに戻り、声を出さず、泣いた。
すると、
「…あなたが、凛月君?」
後ろから、茜里の母親が、凛月に声を掛けた。
「茜里の母です。
これは茜里があなたに宛てた手紙です。
読んであげてもらえませんか?」
凛月が手紙を受け取ると、茜里の母親は、茜里の父親がいる式場に戻って行った。
凛月は、誰もいない事を確認し、茜里が書いた手紙を読んだ。
棺の中にいる茜里は、まるで、眠っているようだった…。
それ以上、見る事が出来なくて、式場のロビーに戻り、声を出さず、泣いた。
すると、
「…あなたが、凛月君?」
後ろから、茜里の母親が、凛月に声を掛けた。
「茜里の母です。
これは茜里があなたに宛てた手紙です。
読んであげてもらえませんか?」
凛月が手紙を受け取ると、茜里の母親は、茜里の父親がいる式場に戻って行った。
凛月は、誰もいない事を確認し、茜里が書いた手紙を読んだ。