幸せになる!! 前編
ふいに、可愛らしい笑い声が聞こえ、
「じゅんちゃんとかなちゃんは、いつもあんな感じなんです。
騒がしくて、すみません」
粋香は、純生同様、頭を下げて、
「待ってよー!」
夏菜子と純生目掛けて走り出した-。
-それからも、凛月が帰る頃になると、粋香が、純生や夏菜子を待っていて、自然と粋香と話をする時間を増え、純生や夏菜子とも仲良くなった。
ある日の事、いつものように、粋香と一緒に、純生や夏菜子を待っていると、
「りっちゃんは優しいね」
粋香が、突然、嬉しそうに笑った。
「え?」
「だって、いつもわたしと一緒に、お兄ちゃんたちを待ってくれるんだもん。
中学の男子なんて、自分の事ばかりで、全然だよ…?」
「俺も中学の時はそんな感じだったよ」
ほんの1年前の事なのに、懐かしく感じる。
「じゅんちゃんとかなちゃんは、いつもあんな感じなんです。
騒がしくて、すみません」
粋香は、純生同様、頭を下げて、
「待ってよー!」
夏菜子と純生目掛けて走り出した-。
-それからも、凛月が帰る頃になると、粋香が、純生や夏菜子を待っていて、自然と粋香と話をする時間を増え、純生や夏菜子とも仲良くなった。
ある日の事、いつものように、粋香と一緒に、純生や夏菜子を待っていると、
「りっちゃんは優しいね」
粋香が、突然、嬉しそうに笑った。
「え?」
「だって、いつもわたしと一緒に、お兄ちゃんたちを待ってくれるんだもん。
中学の男子なんて、自分の事ばかりで、全然だよ…?」
「俺も中学の時はそんな感じだったよ」
ほんの1年前の事なのに、懐かしく感じる。