幸せになる!! 前編
もうすぐ授業が始まるので、急いで、グラウンドの端にある、建物の階段を登った。
そこは1階は倉庫、2階が運動場で部活動をする、サッカー部、ソフトボール部、テニス部の部室がある。
部室の鍵を開け、独特の匂いに咳き込みながら、スコアブックが入っている袋を両手に持つ。
だけれど、かなりたくさん入っている為、抱え込むようにして、階段を降りた。
下が見えず、足の感覚だけを頼りに、一つずつ降りていく。
半分くらい降りたところで、足元を滑らせたが、
「バカ、気をつけろよ」
体操着を着た、凛月が、粋香を抱き抱えていた。
「え!?
ちょっと、重いよ~」
じたばたすると、
「バカ、落ちたいのか!」
また、凛月に叱られたので、大人しくなる。
そこは1階は倉庫、2階が運動場で部活動をする、サッカー部、ソフトボール部、テニス部の部室がある。
部室の鍵を開け、独特の匂いに咳き込みながら、スコアブックが入っている袋を両手に持つ。
だけれど、かなりたくさん入っている為、抱え込むようにして、階段を降りた。
下が見えず、足の感覚だけを頼りに、一つずつ降りていく。
半分くらい降りたところで、足元を滑らせたが、
「バカ、気をつけろよ」
体操着を着た、凛月が、粋香を抱き抱えていた。
「え!?
ちょっと、重いよ~」
じたばたすると、
「バカ、落ちたいのか!」
また、凛月に叱られたので、大人しくなる。