幸せになる!! 前編
「わたし…わたし、先輩の知り合いの男たちに」
そこまで言いかけて、
「やだ、いやだ!!
止めて!!」
そこが自宅だと気付かず、暴れる。
なんだか、急に怖くなり、凛月は粋香を見ないようにして、粋香の自宅を静かに出た。
帰路についたが、どうしても、粋香のあの姿が頭から離れず、胸が苦しくなった。
居ても立ってもいられなくなり、凛月は、友梨(ゆり)の家を尋ねた。
インターフォンを押すと、友梨が出た。
友梨は、凛月の顔を見ると、玄関のドアを閉めようとしたが、凛月はドアを掴み、閉めさせようとしなかった。
「…お前だろ?
男子に、粋香を乱暴するように言ったのは。
粋香は今、家にいるけど、乱暴された事を思い出して、錯乱状態に陥ってる。
……満足か?
粋香をあんな風にして、…満足かって聞いてんだよ!」
バンッ!!
友梨の家のドアを、思い切り叩く。
そこまで言いかけて、
「やだ、いやだ!!
止めて!!」
そこが自宅だと気付かず、暴れる。
なんだか、急に怖くなり、凛月は粋香を見ないようにして、粋香の自宅を静かに出た。
帰路についたが、どうしても、粋香のあの姿が頭から離れず、胸が苦しくなった。
居ても立ってもいられなくなり、凛月は、友梨(ゆり)の家を尋ねた。
インターフォンを押すと、友梨が出た。
友梨は、凛月の顔を見ると、玄関のドアを閉めようとしたが、凛月はドアを掴み、閉めさせようとしなかった。
「…お前だろ?
男子に、粋香を乱暴するように言ったのは。
粋香は今、家にいるけど、乱暴された事を思い出して、錯乱状態に陥ってる。
……満足か?
粋香をあんな風にして、…満足かって聞いてんだよ!」
バンッ!!
友梨の家のドアを、思い切り叩く。